ペンドレッド症候群の難聴・めまいに対する医師主導治験のご案内

慶應義塾大学病院では、遺伝性難聴のひとつであるペンドレッド症候群/DFNB4(SLC26A4変異)と診断されている7歳〜50歳の患者さんを対象とした、難聴・めまいに対する治験を行っています。

治験では①聴力検査, ②眼振測定機器, ③体平衡測定機器, ④生活問診票(タブレット端末)を貸出し、自宅で測定していただきます。病院でも把握できず、患者さん本人と周囲の方にしか理解されずにいた日々の症状の変動を調べるとともに、この治験薬がペンドレッド症候群の患者さんの症状や体調など、毎日の生活にもたらす効果を詳細にみていきます。

治験は慶應義塾大学病院(東京都新宿区)で行い、通院を要します。治験費用は国の補助でまかなわれ、交通費などのご負担に少しでも役立てるよう、負担軽減費による補助も用意しています。

問い合わせ先:慶應義塾大学病院 耳鼻咽喉科
TEL : 03-5363-3827 (月曜〜金曜(祝日を除く)10:00〜16:00)
FAX : 03-3353-1261
E-mail:ent-group@keio.jp

注1)ペンドレッド症候群
Pendred症候群は、①変動するめまい発作と②変動しながら進んでいく難聴、③甲状腺腫の3症状を伴う病気です。私たちはiPS細胞技術を用いた研究から、患者さんの病気の細胞は死にやすいことを見い出し、既存の内服薬の中から、今回の治験薬を見つけました(詳細はリンクへ)。

注2)治験とは
厚生労働省の承認を得るために患者さんにご協力いただき新しい治療法候補や安全性を確認させていただく臨床試験のことです。

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