聴覚研究

複合音ABR(cABR)における時間分解能から見た難聴病態解明と次世代型補聴器開発

感音難聴者における言葉の聞き取りの悪化は、周波数選択性と時間分解能が関与している。我々はこれまで「聴覚フィルタ測定機器」「時間分解能測定機器」で臨床的に音声聞き取りの劣化を検出してきた。今回脳幹での音声の時間的処理の測定を複合音による聴性脳幹反応(cABR)を用いて他覚的に検出する。

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耳鳴診療ガイドラインの開発に関する研究

耳鳴に対するエビデンスをまとめ、診断、検査、治療に関するてびきを作成する。

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脳波を用いた耳鳴検査機器の開発

耳鳴はその方自身にしか聞こえないものである。患者に対して簡易型脳波計測を行い、耳鳴の客観的検査機器を開発する。

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小児聴覚・言語障害における予後因子の解明

小児にみられる聴覚障害や言語障害には様々な原因があり、またそれらの障害の合併例では相互に複雑に関連し合い、その他の全身合併症とも関連して、複雑な臨床像を呈する症例が多い。特に当院には、複数の合併症を持った児が多く来院し、ときに治療が困難な例に遭遇する。現在、臨床の場では、担当医がその時々で最善と考える治療法が選択されているが、実際に長期的な臨床経過や予後について、振り返り検討していくことは、今後の治療法や検査法の改善に向けて意義深く、重要である。
 そのため当科小児難聴外来および小児言語聴覚外来における診療録に臨床経過や検査結果が保存されている小児患者を対象とする観察研究(コホート研究)を行う。

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難聴・聴覚異常感の予後因子に関する臨床的検討

難聴全般、耳鳴、聴覚過敏などの聴覚臨床における予後因子の解明を目的に、当科で過去40年間に治療を行い、検査結果が診療録に保存されている難聴および聴覚異常感患者を対象とするhistorical factor-control study(要因対照研究)/観察研究として、臨床聴覚研究を行う

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iPS創薬によるPendred症候群/DFNB4の新規治療法開発と予後予測システムの樹立

Pendred症候群/DFNB4患者から疾患特異的iPS細胞を樹立、内耳細胞へ誘導して解析することにより、我々はこれまでに少なくとも3つの変異例において、本症候群がイオンチャネル障害によらない「内耳細胞変性疾患」であることを突き止めた。この新規病態生理の発見をもとに既存薬スクリーニングを行い、現在までに3つの治療薬候補を見出している。本研究ではこの候補薬の実際の治療効果を医師主導治験によって検討する。同時に疾患iPS細胞を用いて薬効の事前予測が可能かを検討する。

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拡散テンソル強調MRIを用いた聴覚系の描出とその臨床応用

近年めまぐるしく発達している画像診断の技術により、高磁場MRを用いた撮影によって他臓器で多くの知見が得られつつある。本研究は拡散テンソル強調MRIを中心とした技術により、聴覚系の神経回路ネットワークを末梢(内耳)〜中枢(大脳皮質)まで描出することを主眼としている。そのために①コモンマーモセット②ヒト固定ご遺体③難聴症例における画像撮影を行い、その臨床的意義と応用研究を展開する。

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